





土佐黒打ち刃物
土佐打刃物は400年以上にも及ぶ歴史がございます。
戦国の乱世で武具刀剣等の需要に応じおり1590年に土佐一国を統一した長宗我部元親が記させた「長宗我部地検帳」には、399軒の鍛冶屋が 存在していることが記録されています。
また高知県は県民1人あたりの森林占有面積が日本一、といわれる森の国。
時代が変わり日本全国に多くの木材を搬出してきました。
その為、山仕事が多い土地柄です。
山林の木材を伐採するためには、丈夫で性能のよい刃物が必要です。
その為、鎌、鉈、包丁、あらゆる刃物に特化した鍛冶屋が土佐の国には存在するのです。
林業から発展をした土佐打刃物は、性能と丈夫さに定評があり、日本全国から需要をいただいております。
また多くは、自由鍛造となっており、鋼を刃物の形に自在に仕上げることができますが、1人前になるまでに長い修行、技が必要とされています。
お料理包丁
土佐黒打ちのお料理包丁は、しっかり鍛えた鋼の硬さ、割り込みの丈夫さで多くの方に定評をいただいております。
その中でも弊社の黒打ち刃物は、熟練の職人が作った包丁を厳選しており、感動的な切れ味、
刃持ちの良さ、錆びにくさに優れております。
程よいバランスで押し切り、引き切りどちらもやりやすく、お野菜、お肉、お魚、どんな食材にもご利用いただけます。



鉈
枝打ちや小さい木を割ったり、猪や熊の皮を剥ぐために用いられる道具です。
種類は腰鉈、剣鉈などがございます。
それぞれに両刃(りょうば)と片刃(かたは)がございます。
●鉈(腰鉈)の刃について
刃の付け方で両刃と片刃がございます。
両刃は薪割りのように、木を二つに割るのに、
片刃は 木の枝を払うような場合に使います。
木を立て割にするには、両刃、枝を払う際は、片刃が適しています。
片刃は、木の幹に向かって右側に生えている枝の根のもとに切り下ろすのが 、正しい鉈の使い方になります。
左側の枝は、鉈を右手にもったまま幹を半周すれば正しい位置で使えます。
●剣鉈とは
鉈の型としては、剣鉈がございます。
大まかに分けて剣鉈には2種類ありキッサキのまっすぐめの剣鉈とキッサキの下がった剣鉈がございます。
剣鉈はキッサキがあることでもわかるように 狩猟、登山、探検、渓流釣りなどアウトドア全般にご利用いただけます。
とても汎用性の高い刃物で、海外でも人気のある型の刃物でございます。
